敬老の日のプレゼントは、おじいちゃんおばあちゃんとの距離によって
選ぶものを変えた方が喜ばれる傾向があります。
この距離というのは、物理的な距離と精神的な距離の両方です。
まずは、遠い場所に住んでいて年に数回しか会わない場合のプレゼントです。
そういった距離のあるおじいちゃんおばあちゃんへのプレゼントで、
一番無難なものは季節の花です。
こういった花のプレゼントは、おばあちゃんが喜んでくれます。
そしておじいちゃんへのプレゼントは、嗜好品でしたらお酒などが無難です。
いわゆる「消えもの」というプレゼントです。
こういった物でしたら、少々好みと違っても相手の迷惑にはなりません。
ある程度楽しんで、そのままなくなっていくという気軽さがオススメのポイントです。
家族皆で食事をプレゼントするというのも一つの方法ではありますが、
これはあまりオススメしません。
といいますのも、敬老の日はどのレストランも混雑していて、
おじいちゃんおばあちゃんが人疲れをしてしまう可能性があるからです。
せっかくの敬老の日に、肉体的な負担をかけてしまったのでは、
プレゼントの意味がなくなってしまいます。
また、高齢者は歯が悪かったり、健康上の理由で食べられない食材が多かったりもします。
ですので、普段からあまり交流がないおじいちゃんおばあちゃんにプレゼントをする場合は、
季節の花とお酒を別々にプレゼントすることが一番無難だと思います。
逆に、普段から近くに住んでいる、あるいは一緒に暮らしているおじいちゃん
おばあちゃんへのプレゼントでしたら、長く使ってもらえる物の方が喜ばれます。
家にスペースがあるのならば、少し奮発してマッサージチェアなどをプレゼントすると
毎日使ってもらえます。
他にもおじいちゃんおばあちゃんの好みを知っている場合は、普段からそれとなく希望を
聞いて、 それに沿ったものをプレゼントしてあげることもいいと思います。
最後に一番重要なことですが、お孫さんたちもぜひ敬老の日にプレゼントを
添えてあげてください。
そちらは、ほんの些細なものでもかまいません。
まだ年齢のいかない小さなお子さんでしたら、二人への手紙でもいいです。
大人たちがあげる大きなプレゼントにそういったお孫さんのささやかなプレゼントを
添えることによって、 さらにおじいちゃんおばあちゃんに喜んでもらえます。
これが敬老の日のオススメのプレゼントです。